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車検合格のための重要項目について解説! ポイントを押さえてセルフチェック

2022.11.18

車検を万全な状態で受けるためにもセルフチェックは重要です。車検前にあらかじめ自分で点検を行っておくことで、スムーズに車検を通すことも可能となります。
本記事では、事前にできる車検のセルフチェック項目を紹介していきます。

車検のセルフチェック可能な項目

車検のセルフチェック可能な項目には、次の12個が挙げられます。

<車検のセルフチェック可能な12の検査項目>

● タイヤの状態
● ガラスの状態
● メーターパネルの表示状態
● ライト類の状態
● ウィンドウォッシャーの状態
● ワイパーの状態
● マフラーの状態
● クラクションの状態
● ブーツ類の状態
● オイルや水漏れの有無
● 外装・内装の危険性
● 車両と車検証に記載されている情報

以下、12の検査項目の内容について詳しく解説していきます。それぞれチェックすべき点や対応方法が異なるため、車検前は一箇所ずつ確実に見ていきましょう。

タイヤの状態

車検に通るタイヤの状態とは、亀裂やコード層の露出など著しい破損がないものであることが挙げられます。摩耗してタイヤの溝が1.6mm未満になり、スリップサインが出ている場合は、タイヤが摩耗している証拠です。また、保安基準も満たさないため車検には通りません。雨の日のスリップ事故を起こさないためにも速やかに交換しておきましょう。(※)

ガラスの状態

車両のガラスにヒビや割れが見つかった場合には、破損が広がる前に交換しなければなりません。また、フロントガラスや前方のサイドガラスは、可視光線の透過率が70%以上という保安基準を満たす必要があります。紫外線カットシートなどを貼っている場合は基準が下回っていないか、必ず確認しておきましょう。(※)

メーターパネルの表示状態

メーターパネルに何らかの警告ランプが点灯している場合には、該当箇所の速やかなチェックを行う必要があります。また、警告灯そのものが故障して点灯していないことも考えられるので、その際も早めに修理を行うようにしてください。

ライト類の状態

車両に登載されているヘッドライトやテールライトといったランプ類が指示通りに点灯することはもちろん、色や明るさの異常がないかも確認します。また、ヘッドライドの光の向きも大きなズレがないか、あらかじめチェックしておきましょう。

ウィンドウォッシャーの状態

車両のフロントガラスやリアガラスを洗浄するために利用するウィンドウォッシャーも、視界確保のために問題のない動作となっているか確認しておく必要があります。ウィンドウォッシャーが故障したり、ウォッシャー液が切れたりしている場合には、車検に通らない可能性もあるため注意しましょう。

ワイパーの状態

ワイパーの動作や機能に問題がないかについても、車検の対象となります。ワイパーのアームが折れている場合やゴムの劣化や切れが見られた場合、また、動作に問題がある場合も車検で不合格となってしまうため、修理しておくと安心です。

マフラーの状態

マフラーの劣化によって音量が大きくなったり、排気ガス浄化のための触媒がなかったりすると、車検が不合格になる可能性があります。車検前のチェックでマフラーの音量などに異常が見られる場合には、修理または交換しておくのがおすすめです。

クラクションの状態

車検に通過するためには、クラクションの動作も重要です。クラクションの音量基準(前方7mの位置で87dB~112dB以下であること)を満たさない場合は、修理の対象となります。また、クラクションの音が一定でなく、音色を変化できるタイプのものは車検に通過できないため注意しましょう。(※)

ブーツ類の状態

車検では、タイヤの裏側にあるブーツ類(ドライブシャフトブーツ、ステアリングラックブーツなど)の状態検査も行います。ブーツ類が破損していると、日常の運転にも大きな影響があるため、異常を発見した場合は早めの交換を行いましょう。

オイルや水漏れの有無

エンジンオイルや冷却水など油脂類の漏れがあると車検には通りませんし、漏れによる油脂類の不足はエンジン故障などに繋がります。駐車場にオイルや水の漏れた跡がないかを普段から気に掛け、気付いた場合は早めに修理しておきましょう。

外装・内装の危険性

バンパーが外れかけていたりドアミラーが破損しているなど外装の異常や、シートベルトやエアバックの破損など内装の異常が見られたりした場合は、車検に通過できません。車検証には車両寸法や乗車定員数が書いてあるため、勝手にバンパーを取り外したり、使用しないシートやシートベルト、ヘッドレストなどを外したりしないようにしましょう。

車両と車検証に記載されている情報

車検の際には、実際の車両と車検証の車両情報が一致していなければなりません。車台番号は、エンジンルームやトランクルームなどに記されている場合が多いため、こちらの記載と車検証の情報に不一致がないか、あらかじめ確認をしておくと安心できます。

車検のスムーズな通過にはセルフチェックがおすすめ

本記事では、車検で検査の対象となる項目のうち事前のセルフチェックが有効なポイントを紹介しました。車両の安全走行に欠かせない車検となりますが、セルフチェックで車両の状態を確認し、必要であれば修理しておくのが良いでしょう。

車検のスムーズな通過のためにも、本記事の内容を参考に、事前のセルフチェックの実施をおすすめします。