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住所変更後は自動車検査証の変更手続きが必要

2021.01.04

自動車を所有していて引越しなどで住所を変更した場合、車検証に記載されている所有者/使用者の住所変更の手続きを行う必要があります。

検査証の住所が変わっていないと、転居先に自動車税の納付通知書が届かなかったり、その後も何度か引っ越している場合は後で住所変更の手続きが必要になった際に変更内容を確認する書類(住民票・戸籍謄本等)の準備が大変になりますので、引っ越すことがあればその都度検査証の住所変更もしておいたほうがいいです。

手続きは、自分で運輸支局・検査登録事務所へ行って手続きを行う方法と、手続きを代行してくれる行政書士事務所に依頼する方法があります(本人以外が手続きをする場合は行政書士が行うことになっています)。

自分で手続きを行う場合、必要書類を自分で用意することになります。住所変更に必要な書類は、車検証・保管場所証明書・住民票・住所変更申請書、といったものがあります。これらの書類は各都道府県によって多少異なってきますので、管轄の運輸支局のホームページなどで事前に内容を確認しておいたほうがいいです。

また、所有者と使用者が異なる場合は所有者の委任状も必要になります。カーローンを組んで現在返済中・もしくは完済後特に手続きを行っていない場合は、使用者が本人でも所有者がディーラーやクレジット会社になっていると思います。完済している場合は住所変更と同時に所有権の解除(自分名義に変更)できるので、ディーラーやクレジット会社に問い合わせて必要な書類を入手します。

他県・もしくは同じ県でもナンバーの管轄が違う地域から引っ越してきた場合はナンバープレートも変更になりますので、自動車を持ち込む必要もあります。手続きにかかる費用は変更登録手数料・申請用紙代・変更がある場合はナンバープレート代がありますが、全部合わせても2000円程度です。

しかし、運輸支局の受付時間は平日の日中なので、これらの手続きを行う時間が取れない場合は代行業者(行政書士)に依頼して手続きを行うことも可能です。

各業者や事務所でいくつかのプランが用意されており、ある程度必要な書類は自分で用意して行政書士に依頼するプランや、車庫証明の手続きなどもすべてお任せするプランなどがあります。

自分で証明書の取得などを行う場合は15000円程度、証明書取得もお任せする場合は30000円程度、ナンバーも変わる場合は40000円程度の費用がかかります。

手間と費用のバランスを考えて、どのように手続きを行うかを検討するといいと思います。